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学習意欲向上の部屋

精神論に頼らない学習意欲の上げ方

どんな指導形態であろうとも、基本は生徒の学習意欲の向上を図らなければなりません。どれほど優れた講義を展開しても、どれほど計算されたカリキュラムを提供しても、生徒本人のヤル気がなければ絵に描いた餅です。我々塾人の究極の目的は、(手段はどうであれ)生徒の学習意欲を向上させることにあります。

 

過去の意欲向上に関するアプローチの多くは精神論でした。スポーツの世界でも学問の世界でも根拠のない精神論が幅を利かせ、それが子どもたちを苦しめてきた現実があります。例を挙げれば、「君はやればできる」と言われた子どもの多くは、やれない自分に嫌悪感を持ち、自己否定をしてしまうのです。欧米では意欲の向上に対する科学的なアプローチが研究され、成果を挙げ、近年では日本でも指導者の間に浸透してきました。インフォームドコンセントという言葉は、スポーツの世界では一般常識となっています。

 

それでも塾の現場ではまだまだ精神論が主流を占めています。生徒の意欲を引き出す褒め方、叱り方、質問の仕方等々に心を砕く塾は少ないものです。

 

ここでは子どもの意欲を引き出すために指導者が心掛けるべきことについて考えます。あくまでも精神論ではなく、科学的アプローチを試みます。

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